村上新聞NPO法人「日本ホスピタリティ推進協会」(橋本保雄理事長)会員二十二人が先月二十六日、二十七日の二日間、村上市に滞在して市内観光施設や六齋市、町屋の屏風まつりを見学、町づくりの取組を調査した。
同法人は、ホスピタリティ(もてなし)に関する調査研究をして産業振興に協力し、地域環境の活性化を図ることが目的。もてなしの視点から支援しようという「ツーリズム部会」があり「村上クリニックツアー」として訪れたもの。
二十七日には、村上町屋商人会の吉川真嗣会長を招いてまちづくりの取組を聞いた。吉川会長は平成十年の同会結成から現在に至るまでの経過を問題点の克服や喜びなどを交えて説明。同会が主催する春と秋のイベントをあわせて四億円から五億円の経済効果が報告されていることなどを話し、現在の好評価は市民の協力で勝ち得たものと延べ、盛んな拍手を受けていた。一行は滞在中に資質度調査をまとめ、「町屋にくらす皆さんが誇りを持ち、豊かな人生を送っている様はすばらしい」「町には雰囲気があり、ゴミが落ちていない」などのほか「誘導看板が不足していた」「競馬中継が流れている会場があり興ざめした」などと指摘。「駅前広場の魅力的な開発が必要」とする意見もあった。
一行は、同結果をもとに村上市観光課に「村上市ローカルホスピタリティ診断結果」として診断チャートを提出。行政側の協力が足りないのではと対応の強化を要請した。同課では「この結果を村上商人会に報告し、市としても改善できるところは改めたい」と話していた。