
おもてなし規格認証とは
日本のサービス産業と地域経済を活性化するために
経済産業省が創設した「おもてなし規格認証制度」
サービス産業は今や日本のGDPの約70%を占めるとともに、地域雇用を生み、地域に住む人々の暮らしを支える経済の柱です。地域経済、ひいては日本経済の発展には、このサービス産業の活性化と生産性の向上が不可欠です。
しかし、サービスは「その場・その人」が受ける一度きりの、それ自体は「目に見えない」ものです。このため事業者が高品質なサービス提供を行っても、それを付加価値として価格に転嫁しづらい現状にあります。日本全体のサービス産業の底上げをはかるためには、高品質なサービスに対して、それにふさわしい評価が受けられる制度的な枠組みが必要です。
そこで、こうした現状を改善し、サービス品質を「見える化」するための規格認証制度として「おもてなし規格認証」が誕生しました。これまでの日本政府経済産業省での検討を経て、民間規格として運用されており、本制度は日本のサービス産業と地域経済の活性化を促進していきます。

おもてなし規格認証は、以下の団体からなるコンソーシアム「おもてなし規格認証機構」が運営しています。
- 一般社団法人 Creative Guild
- 一般社団法人 日本CSR協会
- 特定非営利活動法人 日本ホスピタリティ推進協会
当協会は「おもてなし規格認証機構」の代表団体を務めていいます。
認証取得のメリット
サービス品質を客観的に評価、「見える化」が可能に
おもてなし規格認証は、優れたサービスと優れたサービスづくりにおける汎用的な規格として「サービスエクセレンスの原則と組織マネジメント」を定める国際規格(ISO 23592)に準拠するよう設計されています。認証審査を通して、自社サービス品質を客観的な指標で評価することが可能になります。
※本認証を取得しても、ISO 23592を取得したことにはなりません。

自社の強みや弱み、課題把握に
本認証審査では、エントリーシートを提出いただくと共に、専門審査員によるヒアリングを実施します。これにより自社の強み・弱み・課題を把握することができます。また専門審査員は様々な企業において課題解決を行ってきたコンサルタントが務めていますので、本認証審査を受けることで、コンサルティングと同程度の効果が期待できます。

従業員満足度の向上、意識改革に
自社のサービス品質が評価を受けたことで、「自社サービスに自信が持てた」「この会社で働いていて良かったと思えた」等、従業員満足が向上したという声をいただいています。さらに「認証にふさわしい高品質なサービスを提供し続けたい」といった、従業員の意識改革にも繋がっています。

HC・AHC資格の活用に
紺認証以上を取得するには、非属人的サービスだけでなく、組織として人材育成に積極的に取り組んでいることも必要です。当協会の認定資格である「ホスピタリティ・コーディネータ(HC)」「アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ(AHC)」は紺認証の人材要件に指定されており、資格を取得した方の活躍の場としても活用いただけます。

3つの認証
「おもてなし規格認証」には3つの認証があります。

★★★ 紫認証
期待を大きく超える「おもてなし」提供者の皆さまへの認証です。

★★ 紺認証
独自の創意工夫が凝らされたサービスを提供する皆さまへの認証です。

★ 金認証
お客さまの期待を超えるサービスを提供する皆さまへの認証です。
おもてなし規格認証についてさらに詳しく
おもてなし規格認証に関する詳細は、おもてなし規格認証のホームページでご確認ください。
おもてなし規格認証のお申し込み・お問い合わせ
認証取得に関するお申し込み・お問い合わせは下記にて承ります。
おもてなし規格認証機構 03-3231-8762
受付 10:00~17:00 [土日祝・年末年始を除く]
特定非営利活動法人 日本ホスピタリティ推進協会(JHMA)

特定非営利活動法人 日本ホスピタリティ推進協会(JHMA)は、「ホスピタリティ」の普及・啓蒙活動の先駆けとして20年以上の歴史を持つ団体です。
★★(紺認証)を中心に、全国のサービス事業者の品質向上へ向けて、着実かつ多様なサポートを行います。
認証対応エリア: | 全国 |
認証対応業種: | 飲食・小売・宿泊をはじめとしたサービス産業全般(一般消費者利用の企業)を対象。 |
対応認証: | ★★(紺認証) |