第13回ホスピタリティを学ぶ会 『食の安全とホスピタリティ』
会場:ハリウッド・ビューティプラザ ハリウッドホール
パネリスト:
ひらまつ(株)代表取締役社長 / 平松 宏之 氏
ダイエットコミュニケーションズ代表 / 荒牧 麻子 氏
日本ホスピタリティ推進協会理事長 / 橋本 保雄 氏
コーディネーター:
トーマス アンド チカライシ(株)代表取締役 JHMA常任理事 研修部会長/力石 寛夫 氏
経営者である平松氏が、教育者として2泊3日の新入社員教育で話される、サービス業の担い手である人間を深く掘り下げる中でたどり着いた3つのキーワード「自由・平等・博愛」のテーマについてのお話です。会場の受講者が皆シーンとして聞き入り、話し終わった時には自然と拍手が起こりました。まさに平松氏の人生哲学の一端を聞いた思いでした。 荒牧氏はフランスの味覚週間と若者の食教育、アフリカでの自らの体験を通して話された哺乳動物としての人間の基本食料(木の実、果物、卵、乳製品)、高齢化社会を迎え「ホテイチ」(ホテルの1階での惣菜販売)を開発した話、など話題が多岐にわたり、非常に幅広い観点から健康、安全、経営に多くの示唆を与えられました。
橋本理事長はパネリストとしてご登壇頂いた元部下のお二人を気遣われ、今回は自らの発言を控えられ、常にお二人に話題を振られていたのが印象的でした、なるほど、これが多くのファンを創ってきた「橋本流心遣い(ホスピタリティ)」であるのかと一人納得した次第です。今回は時間の制約もあり、深くお話を伺えなかったのが残念でしたが、ビジネスに留まらず多くのヒントを与えて頂いた貴重なお話でした。あらためてパネリストの皆様に感謝申し上げます。
チカライシ アンド カンパニー株式会社 石井 孝司