ローカルホスピタリティフォーラム2005
去る10月5日東京ウイメンズプラザ(東京・青山)にて、110名を超える参加者のもと、13時30分より橋本理事長の「ようこそフォーラムへ」のご挨拶で始まり、時間一杯まで、講演者は云うに及ばず、参加者も熱心に耳を傾けて会場全体が一体化した、実に密度の濃いフォーラムとなりました。
基調講演「グローバルツーリズム時代の観光する心と、まちづくり」を戴いた須田寛氏はJR東海の社長、会長を歴任され、現在、相談役で、何冊もの観光に関する著書も出版され、観光立国推進戦略会議座長代理も務められた方です。「観光とは」「観光する心とは」「観光地地域住民のもてなしの心」「観光者としてのモラル」にまでも及ぶ『観光産業』としての幅広い捕らえ方をお話され、更には、須田氏より参加者全員に著書「観光産業読本」がプレゼントされました。
パネルディスカッション「ローカルホスピタリティ(地域のもてなし)に、こう取り組む~現場からの事例報告」と題し、ローカルホスピタリティ部会桐木部会長のコーディネートのもと、それぞれ違った立場におられたお三方、北海道・江差町の商店街協同組合理事長 室谷元男氏、岐阜県郡上市の自然食泊「愛里」の女将、石田賀代子氏、愛媛県伊予市の双海町教育委員会教育長 若松進一氏より、おもてなしの心を具現化したイベント創りなどの具体的なお話を頂きました。
「ローカルホスピタリティ魅力度調査指標紹介」はローカルホスピタリティ部会調査研究ディレクター大橋秀行氏より、魅力度調査を進めるに際し、何らかの形で数値化して提示することが分りやすいのではとの解説がありました。
フォーラム終了後、名刺交換の交流会を経て解散となりました。
今回のフォーラム開催に際し、理事長始め事務局そして会員の皆様の絶大なご協力を賜りましたこと、改めて感謝申し上げております。