第2回JHMA認定ホスピタリティ・コーディネータ・ブラッシュアップセミナー
開催日 9月18日(土)
会場 ホスピタリティ・ツーリズム専門学校
神田須田教育開発株式会社
金森 紀博
全国から32名が参加し、第2回JHMA認定ホスピタリティ・コーディネータ・ブラッシュアップセミナーが開催されました。
午前中は服部勝人先生より理解促進討議法(CCテスト)等についての講義がなされました。グループで討論し、各グループから一つずつ質疑応答があり、どのようにホスピタリティと結び付けるのか、コーディネータとしてどのように展開していくかなど、積極的な意見、質問がなされ、より深い議論ができたと感じました。
午後は力石寛夫先生より外食産業におけるホスピタリティと題して講義を頂きました。先生の書籍を読んで感動されたファーストフード店のアルバイトの方からの手紙を朗読頂くなど具体的な話を織り交ぜながら、ホスピタリティとはこころで受け止め、こころで行動することである、という基本的な考えをあらためてご教授頂くこととなりました。さらに、五十嵐元一先生よりホスピタリティについてのご自身の調査研究についてお伺いし、調査対象が限定的ではありましたが、北海道と沖縄という日本の二大ディスティネーションにおいて、リピータ率などの調査結果など、ホテルマネジメントにおけるホスピタリティについて、広範囲にわたりご紹介頂きました。
最後に3人の先生から伺った話をグループで討議し、気づきを共有する時間を頂きました。自分だけではなかなか気付かないことも、グループ内の方が抱える問題を自分に照らし合わせることで、気付かせて頂くきっかけとなったと思います。また、様々な職種の方との意見交換もあり、非常に実りの多いセミナーでした。普段のホスピタリティの考え方を再度見直す機会となり、大変貴重な時間となりました。
次回以降のブラッシュアップセミナーでも、さまざまな先生のお話を伺えると聞いていますので、楽しみにしております。講義をしてくださった皆様、会場をご提供いただきました東條先生をはじめホスピタリティ・ツーリズム専門学校の皆様、すばらしいファシリテーションで進行してくださった渋谷理事、セミナーの運営にご尽力頂きましたすべての皆様に感謝申し上げたいと思います。