第3回外食クオリティーサービス大賞
会 場:東京有明 東京ファッションタウンビル
TFT HALL1000
主 催:株式会社MS&Consulting(JHMA法人会員)
協 力:日本ホスピタリティ推進協会
外食産業で追求される「感動・幸せ・心の豊かさ」
外食クオリティサービス大賞は組織的に高い顧客感動満足を上げる経営手法に焦点をあて、表彰を通じて、秀逸な取組みを外食産業に共有することで、外食産業の発展や、各企業の学びの場になることを目的としています. 大賞は有限会社キープ・ウィル ダイニング(居酒屋業態)が 受賞されました。今回も大変難しい審査となり、実は、大賞と準賞の間には差が1点もないような僅差でした。また、準賞と優秀賞もほぼ同じような差で、少しでも審査基準が違えば、おそらく順位が入れ替わっていたことと思います。この大会の趣旨は、お客様の感動満足、従業員の感動満足、そして業績を高め続け、素晴らしい歩みをされている企業の取り組みを、外食産業の中で共有することです。そして、お互いに産業を発展させていくことにこそ、最大の価値があると思っております。その面におきましては、どの発表も大変素晴らしいヒントを、我々に与えてくれたのではないかと思います。外食クオリティサービス大賞も今回で3回目を迎えましたが、外食産業以外の方のご参加が、年々増えてきております。外食以外の業界が、外食産業をベンチマークし始めている、ということだと思うのです。1997年以来、外食産業の市場は減少傾向にあり、この10年間は、非常に厳しい状態が続いてきたと思います。10年前と比べて、今は色々な事が変わってきております。そういった中で、規模の追求、収益や売上拡大ということ以上に、さらにその先にある、お客様の感動、働く従業員のやり甲斐や幸せ、そして、心の豊かさ、といったものを、外食産業の中で追求されてきた企業が、素晴らしい結果を残している。そんなことを改めて教えて頂いた発表であったのではないかと思います。
JHMA認定ホスピタリティ・コ-ディネータ
株式会社MS&Consulting 常務執行役員 渋谷 行秀